マイ フィッツジェラルド et ヘミングウェイ

このblogでは、僕の大好きなFitzgeraldとHemingwayの間で交わされた書簡の翻訳を載せていきます。
そしていずれは、Fitzgeraldの処女作『the side of paradise』の全訳をするつもりです。
それに必要な20年代のアメリカ社会も追求していくつもりです。

マイ フィッツジェラルド et ヘミングウェイの新着ブログ記事

  • シュルンスから。  1925年12月24日

      親愛なるスコットへ。  400ドルを君の管理人のところへ送ったよ。その金は、君が持っていてもいいし、ハロルドスターンズにくれてやってもいい。君は素敵な手紙を書く。誰かさんが、私より文章が下手なのは喜ばしいことだ。  確かに、私はハロルドウェールズを知っているよ。彼はかつては、ゴールドフィンガー... 続きをみる

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  • 1925年11月30日消印 SFから

      親愛なるアーネストへ  僕は、先の朝のことを思うと、とても恥ずかしい。君の妻のハドリーに迷惑をかけたことだけでなく、君に別の名の男をつかませたことが。しかしながら、土曜日の朝、君のアパートに侵入した惨めな男は、僕じゃなく、ジョンソンという名前の男で、この男は時たま、僕と見間違をされるんだ。それ... 続きをみる

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  • 1925年7月1日。スペインのブルゲーテより ヘミングフェイから

      親愛なるスコットへ。  我々は明日、パンプローナへ行くつもりなんだ。ここブルゲーテでは、マス釣りをしていたんだ。君はどうしている?ゼルダは元気かい?  私は、これまでよりは気分が良い――パリを発ってからは、ワインばかり飲んでいたよ。スペインは本当に素晴らしい国だ。しかし、君は嫌いだったな。よろ... 続きをみる

  • 初めに

    最初に、使用するテキストを載せておきます。 また、僕は直訳にはこだわっていないため、より良い日本語にするために、やや意訳になっています。